Tukubaiオンラインコマンドマニュアル - check_attr_name(1)

check_attr_name(1)

【名前】

check_attr_name : ネームファイルのデータ種類を行ごとに判定

【書式】

Usage           : check_attr_name <check_file> <name_file>
Option          : --through <string> --ngword <ng_file>
Attribute       : n N (0以上整数)
                  s S (符号つき整数)
                  f F (小数)
                  v V (符号つき小数)
                  e E (英字)
                  a A (アスキー文字)
                  b B (英数字)
                  h H (半角文字)
                  z Z (全角文字)
                  k K (全角カタカナ)
                  x X (文字)
                  c C (チェックディジット)
                  o O (英大文字)
                  j J (住所=全角+半角英数)
Version         : Mon Dec 20 21:02:03 JST 2021
Edition         : 1

【説明】

<check_file>に記述されているタグ名、属性+桁数の指定にしたがって<name_file>のデータを判定する。データが大文字なら桁数に等しい値を、小文字なら指定桁数未満の値を要求する。<name_file>のタグは、タグ名_数値であれば、_数値部分を取り除いたタグ名のみでチェックをする。エラーがあった場合は、コマンドはエラー終了し標準出力にタグ名と桁数+属性を出力する。

--through <string>オプションは、<name_file>のデータが<string>のうちいずれかに等しい場合はチェックを実施しない。<string>のデフォルトは_となる。このオプションは繰り返し使って複数の<string>を指定することができる。

--ngword <ng_file>オプションは、Z X K などの日本語文字チェックのときに、<ng_file>に含まれてるマルチバイト文字をエラーとする。

【例1】通常のチェック

$ cat check
A N3            ←3桁整数
B n4            ←4桁以下の整数
C x3            ←5桁以下の文字
D X6            ←6桁の文字
$
$ cat data
A 200
B 12345
C abcde
D_001 xxxxxx    ←"D 6X" としてチェックされる
D_002 xxxxx
D_003 xxxx
$
$ check_attr_name check data
B n4
C x3
D_002 X6
D_003 X6
$ echo $?
1
$

【例2】--through オプションでチェックしない値を指定する

$ cat data2
A 200
B _
C _
D_001 xxxxxx
D_002 _
D_003 _
$
$ check_attr_name --through _ check data2
$ echo $?
0
$

【関連項目】

ネーム形式(5)

Last modified: 2022-08-13 08:42:30