UECジャーナル

ユニケージ開発手法 データ配置の特徴

テキストデータ

ユニケージ開発手法のデータはテキスト形式を基本としている。単純な行列の形式から、ヘッダと明細の組み合わせ、あるいはXMLのようなタグ形式など、幅広い範囲をサポートしている。 そして、フラットなテキスト形式ファイルをUNIXのディレクトリ構成にしたがって配置していく。

業務で発生したデータ種類ごとにデータを分類し、時系列や項目単位など比較的小さな単位でファイルに保存する。巨大な1ファイルに多く種類と量のデータを蓄積することはしない。

業務で処理すべきデータを、分類されたデータへ小分けして整理することにより、プログラムによるデータの扱いを容易にし、効率よく処理できるようにする。

LEVEL1-5

ユニケージ開発手法の開発方法は大福帳の方法論に根ざしている。まず、処理過程で作成した明細データは絶対に消去しない。作成したデータはそのままファイルに保存する。たとえば入力業務であれば、1エントリーにつき1ファイルが生成される。

ファイルの数は膨大になるが、ハードディスクの大容量化の方が勝っており、業務システムに関するデータを無限期保存するのに十分な状況が整っている。生明細データは発生事実であり、すべての企業情報システムは発生事実の編集が基本であるので、生明細データの保存が何よりも重要である。

LEVEL1は生明細データであり、テキスト形式とは限らない。LEVEL1は非同期で発生することも多い。これを毎秒、毎分、毎時、毎日のように同期的にシステムに取り込み、情報処理のタイムテーブルに乗せたものがLEVEL2となる。 通常、LEVEL2はテキスト化され、イレギュラーデータは取り除かれる。

LEVEL2データを項目ごとに分割したり、時系列に整理したり、 業務上意味のある項目、例えば利益などのファイルに分類整理したデータがLEVEL3となる。LEVEL1-3のデータはデータの発生、取込、 整理という一連の流れで処理され、発生データの種類ごとに整理される。一般的な企業において発生データの種類は数十から数百前半くらいだといわれている。

LEVEL4データは別名アプリケーションデータと呼ばれ、アプリケーション(画面や帳票、他システムへのI/F)単位に、その出力に便利な項目であらかじめ構成されたファイルである。複数のアプリケーションで共有するLEVEL4は存在せず、各LEVEL4に内容の重複があっても良い。

LEVEL5は出力データを指す。ユーザダウンロードデータやログなど、システムが動作したりユーザ操作によって発生したデータを示している。これらを常に保存しておくことにより、システムの使用程度や稼動効率を調査したり、システム監査業務に利用したりすることができる。

ユニケージユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の登録商標。

※ 2012年7月から始まる教育講座に合わせて、従来の「ユニケージ」または「ユニケージ方法論」は「ユニケージ開発手法」へ名称を統一。

last modified: 2014-01-13 16:01:13