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第17回FreeBSD勉強会 マルチコアとネットワークスタックの高速化技法

講師: FreeBSD src committer / OpenBSDデベロッパ 浅田拓也氏

10GbEクラスの高速なイーサネットを使う場合や、1000baseTであってもショートパケットを大量に処理するなど、ネットワークスタックの負荷がかなり高い場合にはCPUがネックになり、従来のシングルスレッドなネットワークスタックでは性能がスケールしなくなる。

FreeBSDはマルチスレッドなネットワークスタックを実現しているわけだが、それはジャイアントロックをネットワークスタックから排除すればいいという単純な話ではなく、ハードウェアレベルでのオフロードの活用からパケットの処理の工夫など、さまざまな対応が必要になっている。

カーネルにおける処理の並列度を引き上げ、なるべく多くのコアを活用するようにディスパッチ構造を導入したり、キャッシュヒット率を引き上げるためのスケジューラとの連携などさまざまな工夫が凝らされている。本勉強会ではこうした点について、ハードウェアとソフトウェアの双方の面から解説をおこなう。

開催日時
2013年4月22日(金) 19時00分から21時00分迄 (18時30分受付開始)
会場
KDDIウェブコミュニケーションズ会議室 東京都千代田区麹町三丁目6番地 住友不動産麹町ビル3号館 (地図)
受講料
2,000円(税込)
支払方法
当日現金払い※1
参加申込
ATND 第17回FreeBSD勉強会より申込を実施

※1 ご注意:領収書の発行は行いません。ご了承ください。

Last modified: 2014-01-13 00:00:00