Tukubaiオンラインコマンドマニュアル - haba(1)

haba(1)

【名前】

haba : 表示幅をだす

【書式】

Usage   : haba [-vf] <file1> <file2>...
Version : Wed May 20 04:47:48 JST 2020
Edition : 1

【説明】

半角文字の表示幅を1として、引数のファイルの表示幅を出します。ファイルは複数指定できます。(註) 半角オーバ-ライン「‾」(U+203e)は表示幅は1(半角幅)と判定され、 テキストエディター等でも半角幅で表示されるが、 コマンド実行をするウィンドウによっては表字幅2(全角幅)で表示されることがある。

【例1】

指定ファイルの表示幅を出します。

$ cat data
1234
東京
オオサカ
オオサカ
$ haba data
4
4
4
8

【例2】

-vオプションで表示幅に変化のあった行番号と表示幅を出力します。

$ hava -v data
1 4                   <--- 1行目からは表示幅4
4 8                   <--- 4行目からは表示幅8

【例3】

-fオプションでファイル名もあわせて出力します。標準入力の場合は、ファイル名は STDIN となります。-vオプションと併用すると、ファイル名、行番号、表示幅の順になります。

$ cat file1
1234
$ cat file2
abcdef
$ haba -f file1 file2
file1 4
file2 6
$ haba -vf file1 file2
file1 1 4
file2 1 6
$ cat file1 | haba -f - file2
STDIN 4
file2 6

【参考】

$ cat data
1234
東京
オオサカ
$ awk '{print length($0)}' data   <-- 半角・全角問わず文字数がでる。
4
2
4
$ LANG=C awk '{print length($0)}' data <-- バイト数がでる。
4
6
12
Last modified: 2022-08-13 08:42:33