インフォメーション
プログラミング言語AWK
- 書名
- プログラミング言語AWK
- 著者
- A.V.エイホ/P.J.ワインバーガー/B.W.カーニハン/足立高徳(訳)
- 価格
- 4,104円(税込)
- 仕様
- A5版、320ページ
- ISBN
- 978-4904807002
本書は、テキスト処理と演算に絶大な効果を発揮するスクリプト言語「AWK」の開発者たちによる、多種多様な例題を収録した読み応えたっぷりの解説書です。
※1989年に初めての邦訳が刊行され、その後2回絶版になりましたが、USP出版が3回目の復刊をしました。
amazon.co.jp / 注文フォーム / お問い合わせ
テキスト処理と演算に絶大な効果を発揮する「awk」。開発当時の1970年代には開発者たちに「30年後に真価がわかる言語」と言わしめ、大きな人気を獲得した。本書はテキスト処理スクリプト言語の原点であるawk開発者たちが執筆した、多種多様な例題を収録するUNIXユーザ必読の書。この本でしか得ることができない貴重な情報の数々をご活用いただきたい。
- 1章 AWK入門
-
- 手はじめに
- AWKプログラムの構造
- AWKプログラムの実行
- エラー
-
- 単純な出力
- 全部の行の印字
- 特定の欄の印字
- 欄の数のNF
- 計算と印字
- 行番号の印字
- 文章の出力
-
- 凝った出力
- 欄の模様がえ
- 出力の整列
-
- 選択
- 比較による選択
- 計算による選択
- 文の中身による選択
- パターンの組み合わせ
- データの検証
- BEGINとEND
-
- AWKによる計算
- 数え上げ
- 和と平均の計算
- 文章の操作
- 文字列の隣接
- 最後の入力行の印字
- 組み込み関数
- 行数、単語数、文字数の数え上げ
-
- 制御文
- If-Else文
- While文
- For文
-
- 配列
-
- 便利な「一行野郎」たち
-
- お次は何?
-
- 2章 AWK言語
-
- パターン
- BEGINとEND
- パターンとしての式
- 文字列照合パターン
- 正規表現
- 複合パターン
- 範囲を示すパターン
- パターンのまとめ
-
- アクション
- 式
- 制御文
- 空文
- 配列
-
- ユーザ定義関数
-
- 出力
- print文
- 出力区切子
- printf文
- ファイルへの出力
- パイプへの出力
- ファイルとパイプの閉鎖
-
- 入力
- 入力区切子
- 副行レコード
- getline関数
- コマンド行での変数への代入
- コマンド行引数
-
- 他のプログラムとの組み合わせ
- system関数
- AWKプログラムをシェル・コマンドに
-
- まとめ
-
- 3章 データ処理
-
- データ変換と導出
- コラムの和
- 百分率と分位の計算
- コンマつきの数
- 固定欄入力
- プログラムの相互参照検査
- 書式付出力
-
- データの検証
- 対応の取れた区切り子
- パスワード・ファイルの検査
- データ検証プログラムの生成
- どっち版のAWK?
-
- BUndleとunbndle
-
- 複行レコード
- 空行で区切られたレコード
- 複行レコードの処理
- ヘッダとトレイラつきのレコード
- 名前と値からなるデータ
-
- まとめ
-
- 4章 レポートとデータベース
-
- レコードの生成
- 単純なレポート
- もう少し複雑なレポート
-
- パッケージ化された質問とレポート
- 定型書簡
-
- 関係データベース・システム
- 自然和
- relfile
- Awkもどきの問い合わせ言語q
- qからawkへの翻訳プログラムqawk
-
- まとめ
-
- 5章
-
- 文章の無作為生成
- 無作為選択
- 決まり文句の生成
- 乱れ文
-
- 対話的文章操作
- 能力テスト : 算数
- 能力テスト : クイズ
-
- 文章処理
- 単語の数え上げ
- 文書整形
- 相互参照の一貫性保持
- KWIC検索の生成
- 索引の生成
-
- まとめ
-
- 6章 小さな言語
-
- アセンブラとインタープリタ
-
- グラフ生成言語
-
- 整列生成プログラム
-
- 逆ポーランド電卓
-
- 普通の電卓
-
- まとめ
-
- 7章 アルゴリズムの実験
-
- 整列
- 挿入法
- 分割法
- 整列2分木法
-
- 輪郭分析
-
- 位相整列
- 広さ優先の位相整列
- 深さ優先の探索
- 深さ優先の位相整列
-
- Make : ファイル更新プログラム
-
- まとめ
-
- 8章 エピローグ
-
- 言語としてのAWK
-
- 効率
-
- 結論
-
- 付録A AWKまとめ
- 付録B 演習問題回答